好き嫌いが分かれる作品
ストーリーを簡単に述べると、ある夫婦の息子(養子)シモンは、HIV陽性で、しばしば空想上の友達をつくって遊ぶようになります。 ある時、自宅で孤児院の開園パーティーを行うのですが、その際に空想上の友達の1人トマスの部屋にいくと言って聞かないシモンに母親ラウラがキレ、その後シモンは忽然と姿を消します。 実はこの空想上の友達とは亡くなった子供たちの霊です。 この子供たちは、奇形の子供だったトマスをいじめて殺してしまい、その復讐としてトマスの母親であるベニグナから毒殺されたということが次第に明らかになります。 結局トマスが好きな宝探しゲームによって、ラウラはシモンの居場所を知ることになりますが、残念ながらシモンは死体で発見されます。 実は、シモンがいた地下室の扉をラウラが偶然にも塞いでしまって死んでしまったのです。 ラウラは死んだ子供たちと永遠に一緒にいようと決心し、毒薬を服用したという話です。 なかなか複雑なストーリーでした。 ラウラとシモンのストーリーはむしろサイドストーリーで、実はトマスが主人公のような気がしますね。 というか、トマスがいじめられて溺死し、いじめていた子供たちをベニグナが毒殺した話しと、シモンを偶然に閉じ込めて殺しちゃった話とどう関係があるんでしょうか。 基本的には誰も報われてないし、脚本手を抜きすぎだな。 それに毒殺事件のとき、いったい事件はどうおさまったんでしょうか笑 シモンを探しているときに、明らかに背丈の違う男の子や女の子のお面まで剥いでいるのにはうけました笑
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