やさしいひとが作るチョコレート
ちょっと閉鎖的な、とある小さな村に越してきた母娘。 その住まいの一角は店舗になっており、そこにオープンしたのはチョコレート屋。 しかし村民による信仰の規律のために、周囲にはなかなか表だっては受け入れられずにいます。 村長をはじめとする人たちには敵視されるほど。 それでも僅かずつですが、母娘にかかわる人が、チョコレートの魅力や母の人柄に溶かされていきます。 見知らぬ土地でお店を開くヴィアンヌさん。それだけでももうすごいタフな人です。 勝算というか、チョコレートの魅力を信じていないとできないことですよね。 新築じゃなく古い趣ある建物を借りて開いているので、その味わいもあってお店の雰囲気がまた素敵で素敵で。映画じゃ伝わらないですが香りが! きっと香りがすごいよ店内!! いくら厳格な決まりで縛っても、チョコレートに惹かれる人の本心までは縛れないんでしょうね。 船でやってくる流れ者の役のジョニデがまたうまいことハマってます。 だがジョニデが万一村長役であっても見事に演じこなしそうで怖い。(笑) 私はチョコがめっぽう好き過ぎるので、目にも美味しい作品でした!
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