やさしいひとが作るチョコレート - ショコラの感想

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やさしいひとが作るチョコレート

4.54.5
映像
5.0
脚本
4.5
キャスト
4.5
音楽
4.5
演出
5.0

ちょっと閉鎖的な、とある小さな村に越してきた母娘。 その住まいの一角は店舗になっており、そこにオープンしたのはチョコレート屋。 しかし村民による信仰の規律のために、周囲にはなかなか表だっては受け入れられずにいます。 村長をはじめとする人たちには敵視されるほど。 それでも僅かずつですが、母娘にかかわる人が、チョコレートの魅力や母の人柄に溶かされていきます。 見知らぬ土地でお店を開くヴィアンヌさん。それだけでももうすごいタフな人です。 勝算というか、チョコレートの魅力を信じていないとできないことですよね。 新築じゃなく古い趣ある建物を借りて開いているので、その味わいもあってお店の雰囲気がまた素敵で素敵で。映画じゃ伝わらないですが香りが! きっと香りがすごいよ店内!! いくら厳格な決まりで縛っても、チョコレートに惹かれる人の本心までは縛れないんでしょうね。 船でやってくる流れ者の役のジョニデがまたうまいことハマってます。 だがジョニデが万一村長役であっても見事に演じこなしそうで怖い。(笑) 私はチョコがめっぽう好き過ぎるので、目にも美味しい作品でした!

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他のレビュアーの感想・評価

うーん・・・

ジョニー・デップが出ていることと、堂島孝平のうたの歌詞にあったので見た。キリスト教の規律を守る村人たちがいる村に引っ越してきたチョコレート屋の母と娘。彼女らの影響で村人はもっと開放的になり、明るい方向へすすんでいく。個人的な見解だけど、村人はたぶん、生まれた時からキリスト教の教えのもとで生きてきた。彼らはそういう人に決められたレールがないと生活しづらい。ただ、守るべき規律から抜け出して自分の人生を歩みだしたのではないと思う。信じていきていくものがキリスト教の規律や伯爵の指示からチョコレート屋のアドバイスに変わっただけ。たぶん、いままで懺悔をしにいっていた人たちは、次にこまったことがあると、チョコレート屋に話をしにいく。それが宗教であるかないかというだけだ。なにかを頼るのは悪いことではないけど・・・。なんかすっきりしない映画だった。この感想を読む

4.04.0
  • 名村ぱんだ名村ぱんだ
  • 118view
  • 370文字

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