もぐささんのあらすじ・作品解説
もぐささんは、週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載している大竹利朋の漫画作品である。2013年にとなりのヤングジャンプ(集英社)で連載がはじまったが2014年2月週刊ヤングジャンプに連載誌を移して連載している。コミックスは2015年4月までに5巻既刊している。 主人公の一人・百草みのりは高校のクラスではめっぽう大人しく地味な女の子であった。しかし、食べることが大好きで食い意地がはっており、ありとあらゆるところに食べ物を隠しては誰にも見付からない様に食べている。そしてもう一人の主人公・小口虎雄はみのりのクラスメイトで草食系男子で、虎雄の家は小口食堂を営んでおり、虎雄も暇さえあれば店の手伝いをしていた。ある日、店にみのりが来てご飯を食べている所を目撃する。あまりに美味しそうに食べ物を食べる姿に興味がわき、以降みのりを目で追いかけるようになる。あまりの食い意地の悪さや食べっぷりに徐々に惹かれ始めるのであった。二人の関係も少しずつ仲良くなり次第に"食べ友"となり色々なお店を回るようになるが、クラスの学級委員である平ちぐみにみのりとの仲を取り持つように頼まれてしまうのである。
もぐささんの評価
もぐささんの感想
うらやましい
食に関するところから入っていく珍しいお話であった。わたしの体型はぼったりしていて要するにデブなのだが、でぶだからこそ食べることに関してはすごく卑しいと感じてしまう。この主人公の女の子はめちゃくちゃスタイルが良くてほっそりしているのに、ものすごく食い意地が張っている。わたしはでぶだけれど、こんな風に食い意地を表には出せない。出せたためしが全然ない。食い意地が全然ないのにおでぶになって、食い意地がめちゃくちゃあるこの主人公はめちゃくちゃスタイルがいいのだ。羨ましすぎて読んでいて正直嫉妬した。わたしもこんな爽やかに食い意地を出してみたい。さらっと。涼しげな顔をして。主人公は女の子なのである。食い意地をあんなに表にだせるのに女の子であることは全然捨てていない。作品でも書かれているけれど、その食い意地を巧妙に巧妙に隠している、というより見えなくしているのである。私にはそんなスキルはない。巧妙に隠...この感想を読む