不能犯の評価
不能犯についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
不能犯の感想
思い込み
まだ2話までしか読んではないですけど、本屋さんで1話の試し読みをみて続きが気になったので、購入しました。とりあえず凄く面白いと思いました。主人公は思い込みで直接手を下すことなく人を殺すことが出来るので、毒を盛っていないのに毒が盛られていると思い込んであっさり死んでしまったり、引っ込むナイフで刺されたのに本物のナイフで刺されたと思い込んだり、精神的に狂ってしまったり、実際は違うのにそうなんだと思い込ませることで、人間がいかに脆いものなのかが描かれていると思います。読んでいて次はどんな思い込みをさせるのだろうとか、どんな物語になっているんだろうとか続きが凄く気になってしまう作品でした。物語自体は繋がってはいるけど依頼が1つ1つ終わっていくので短編集みたいな感じでわりと読みやすいと感じました。主人公についてはまだあまり深く書かれていないので、どうして人を殺す仕事をるのか、殺した後に人間は哀しいな...この感想を読む