ヴァン・ヘルシングのあらすじ・作品解説
ヴァン・ヘルシングは、原作を河田雄志、作画を行徒が担当した漫画作品である。ジャンプ改にて2012年12月号から連載開始、ジャンプ改休載後はとなりのヤングジャンプへ移籍した。2014年8月8日までに単行本として2巻を刊行、ヤングジャンプDIGITALのレーベルにてヴァン・ヘルシング-Darkness Blood-が2014年11月4日までに2巻が刊行されている。 ヘルシングはブラム・ストーカーの原作小説である「ドラキュラ」に登場する吸血鬼ハンターとして知られている。今作品のヘルシングはイケメンなのだが、くどくどとした説明で吸血鬼たちを苛立たせる技術と才能がある。 雪が舞い散る深夜のある教会。助けを求める少女の前には人外の者達がいた。さっそうと登場したヘルシングは穏やかに「振り向かずに出口まで逃げろ」と少女に伝える。 少女に追いすがろうとする吸血鬼のイリーナだったが、ボスのマルクはヘルシングの罠を警戒し静止する。ヘルシングは待ってましたとばかりに罠の説明をするのだった。
ヴァン・ヘルシングの評価
ヴァン・ヘルシングの感想
ただのギャグマンガと信じたくなくて最後まで読む
抜群の画力表紙からすでに、超うまい。絶対これはダークファンタジーに違いない。吸血鬼を題材にした物語はいろいろと読んできたけれど、やっぱり読みたくなるよね。で、意気揚々と読みだした。思った通り、絵がとてもこまかい。雰囲気は中世ヨーロッパみたいな感じ?ヴァンパイアたちを倒し続け恐れられるヴァン・ヘルシングという男。いったい彼がどんな力を持っているのか?…何も持ってなかった。結果、ただのギャグマンガで、深くもなんともない。敵と普通に会話するし、敵に倒し方がばれている。最終的に、ヴァン・ヘルシングが悪なんじゃないかとすら思えてくる。イラストがすごい綺麗なだけに、1巻途中まで、ギャグマンガであると信じられなかったくらいです。これはきっとちょっとした演出に違いない。そう信じて読んだけれど、全然つながりも何もなく、ヴァンパイアがヴァン・ヘルシングの何とも言えないゆるい方法によってどんどん倒されていく。...この感想を読む
画力の無駄遣いなんじゃないかってくらいの漫画
高すぎるイラストのクオリティまず表紙を見てほしい。どう見たって恐ろしいヴァンパイアのシリアスな話を想像するのではないだろうか。超絶の巧さである。ダークな雰囲気漂うこの空気…表紙だけなら「デビルズライン」とそっくり。ヴァンパイアってなんでこんなに題材に選ばれることが多いんだろう…恋愛の征服欲とヴァンパイアって結びつけやすいからだろうか。なんて真面目な考察を考えても仕方がない。この物語はギャグ漫画なのだから…。せっかくの中世ヨーロッパの雰囲気も台無しの主人公、ヴァン・ヘルシング。深みもなければ感動もなし。ただただギャグを楽しむだけの漫画である。ヴァン・ヘルシングはヴァンパイアを倒す最強の存在として、どうしようもなくくだらない方法で勝利を収めていく。必殺技的なものは1つもなく、ヴァンパイアの側にも特徴なし。なんかな~…一つくらい決め技があったっていいじゃない。ヴァンパイアもアホばかりでしらけ...この感想を読む