椋鳥の夢の評価
椋鳥の夢の感想
泣けます。
美しくて哀しくてやさしい、というひろすけ童話です。作者には他にもいろいろと有名な作品がありますが、表題のお話は特に際立って哀しいかもしれません。幼い読者には理解できないところもあるかもしれませんが、親が読み聞かせをするにはいいと思います。幼いなりに心に響くところがあると思うから。そしてこのお話を聞いた子供少し大きくなったら自分で読ませてみるのもいいかも。すっかり大人になってからもずっと心に残っている物語なのではないかと思います。そして自分が親になったときに、お話に登場したムクドリの父子、それぞれの気持ちがわかり、また泣いてしまうと思います。ひろすけ童話はどのお話も読み聞かせには最適、と思いますが、お話によっては読んでいる親自身が子供よりも先に泣いてしまうかもしれません。