お前の行動には必ず大義名分、つまり言い訳がついている。みんなが行くから、みんなのためだから、有名なところにはみんなに支持されるだけの価値があるから、お前をみてると終始そう叫んでいるようだった。」
鳥井真一
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動物園の鳥の名言集です。現在4件が登録されています。
鳥井真一
かつての虐めの主犯に言った言葉。 虐めは谷越という少年の価値観から外れているという理由からはじまり、クラス中が彼を虐め、それを正当化していた。 それから数年後再開した谷越に対峙し、言った言葉。
鳥井真一
かつての虐めの主犯に言った言葉。 虐めの主犯はホームレスを虐げ、猫を虐待していた。
滝本美月
世間体と道徳観念を気にするあまり、自分の意見を言えなくなった女性に対して、言った言葉。 美月は本音を聞こうと、厳しい言葉を投げかけるも、それに対して松谷は「一般論」でしか返さなかった。 美月は松谷その人ではなく、「こう言えば誰も不快に思わない。突っ込まれることもない」というバリアめいた考えを嫌っていた。
滝本孝二
僕、こと坂木司は、引きこもり探偵である鳥井真一に強い執着心がある。坂木本人が見て見ぬ振りをし続けていた本心に触れる言葉。 坂木は、クラス中から暴力を振るわれる鳥井を見ていて、見ぬふりしかできなかった。そして、いじめに衝撃を受けた坂木はそれ以来他人をしは真正面から信じられなくなっていた。はじめは鳥井に対する過保護は、見て見ぬ振りを続けた贖罪だったはずが、鳥井を守ることにすがっていたことを自覚させた。
僕、坂木司と引きこもりの名探偵、鳥井真一の謎解きミステリ3部作の最終巻です。今回は、僕の顧客で友人でもある木村栄三郎さんのお友達からの相談ごとで動物園を訪ねた二人。そこで、鳥井の引きこもりのきっかけともなったいじめの中心となっていた人物と再会してしまう。というお話。いじめで心が折れそうな時の鳥井に手を差し伸べた僕。それゆえに、鳥井にとっては僕が絶対的な存在。そして僕にとっては、鳥井が必要としてくれるから自分の存在意義を認められる。そんな単純な友情ともいえない危うい関係。いじめていた人物と再会することで鳥井はどうなってしまうのか。鳥井は卵の空を敗れるのか、坂木は鳥井を自分だけの世界から飛び立たせられるのか。今までの2作を見ていた人は、絶対に見逃せません。見ていない人は、ぜひ前作から読んで二人の関係を把握してから見て欲しいです。