蒙古襲来のあらすじ/作品解説

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

蒙古襲来

3.003.00
文章力
2.50
ストーリー
3.00
キャラクター
3.00
設定
3.00
演出
2.00
感想数
1
読んだ人
1

蒙古襲来のあらすじ・作品解説

蒙古襲来は、1986年に講談社文庫から発行された作家山田智彦の小説である。著者は、東京相和銀行に勤務しながら小説を書き、1967年「犬の生活」でデビューした。1976年「重役候補」以降、企業小説やビジネス書を中心に執筆。この作品を書いて以来は歴史小説も手掛けるようになる。1999年に勤めていた銀行が破たんするまで監査役と顧問を歴任した異色の経歴を持つ。 舞台は1260年蒙古帝国第5代大汗位に就任したフビライ・ハーンと、同年、鎌倉で日蓮が他宗の僧徒に草庵を焼かれたころ。一見無関係な二つの出来事が結びつき日本を揺るがす事態へと変貌する様を書き上げた作品である。周辺国家を圧倒的軍事力で蹂躙する元寇の襲来を予感した日蓮は、実情探索のために宋の武芸と言葉が達者な対馬幻次郎を大陸に送り出す。しかし嵐で難破し彼は記憶喪失となり高麗に流れ着いた。一方、当時の執権北条時頼も配下の密偵相良通永と忍びの十六郎を蒙古に向かわせ歯車が動き出す。

蒙古襲来の評価

総合評価
3.003.00
(1件)
文章力
2.502.50
ストーリー
3.003.00
キャラクター
3.003.00
設定
3.003.00
演出
2.002.00

評価分布をもっと見る

蒙古襲来の感想

投稿する

蒙古襲来に関連するタグ

蒙古襲来を読んだ人はこんな小説も読んでいます

蒙古襲来が好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ