創竜伝の名言/名セリフ

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創竜伝

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創竜伝の名言

創竜伝の名言集です。現在20件が登録されています。

我々は民主政治のもとにあって、民主政治の悪口をいくらでもいえる。だが独裁政治のもとで独裁政治の悪口は言えない。その一点だけで充分すぎるほどだ

竜堂始

独裁政治より民主政治のほうがましだと思った始が言うセリフ

いくら金銭を出しても再現できないものは、大事にしなくちゃならない。歴史的な遺跡とか芸術的な才能とか、そういったものだ

竜堂始

西安の街で敵と戦闘になりそうになった時に始が終に言ったセリフ

人間は悪のために人を殺せるほど強くはないのだ。いつだって正義が必要なのさ

黄世建

強制収容所から逃げ、ひと休みをしているときに言ったセリフ

自省、自律、自制。人間にとってもっとも困難なものだ

黄世建

共和学院を結果的に放り出したことを考えているときの始の表情を見て、始に自省癖があると見た黄世建が言ったセリフ。

政治家は国民のためにつくすのがあたりまえです。公僕なんですからね

竜堂続

なかには国民のためにつくす政治家もいるんだろう?と問われたときに続が言ったセリフ

お前もぼくも、この世にたったひとりしかいないんだ。だから、自分自身をむだづかいするのだけはやめろよ

竜堂始

文庫本7巻の回想シーンで、かつて少年のだった始が続に語ったこと。

まず自分自身を救うことだ。それもできんで他人の運命に干渉する資格なんぞない

黄世建

強制収容所にいる政治犯たちの運命を気にしている始に対して言ったセリフ

宿命なんていうともっともらしいけど、要するに生まれた環境を絶対化しているだけのことだよ。そんなもののせいにするのは、おれはいやだな

竜堂始

以前、始が茉理に対して言ったセリフで、日本を脱出した茉理がホテルの部屋に戻った時の回想シーンに出てくる。

歴史からも人生からも何ひとつ学ばない人間はいくらでもおるさ。

黄世建

第一次湾岸戦争のときに非戦闘民をふくめて20万人以上を殺した司令官に、ファンレターを出した日本の主婦がいるという話を聞いた時に言ったセリフ

武器を持っていない人間を背中から撃つなよなあ!

竜堂終

兵士の一団が強制収容所から脱走した政治犯を後ろから撃ったときに言ったセリフ

みずから闘わずして、他の誰が闘ってくれるか。みずから守らずして、他の誰が守ってくれるか。人の人として尊ばれる所以は何ぞ。みずから闘い、みずから守り、みずから尊ぶ。その矜持なくして人は人たりえぬ。

趙普

無実の罪を着せられても闘わないような者はみずからの存在を否定するのと同じだと、趙普が言ったセリフ

正義や愛を口にとなえながら人を殺すより、退屈しのぎといいながら人助けするほうが、はるかにましでしょ

竜堂続

人助けは退屈しのぎ、という神仙に頭にきた続だったが、大目にみてほしいと頼まれたときに言ったセリフ

自分で責任のとれんことは、せんほうがよいのさ

漢鐘離

古代ペルシアのアレクサンドロス大王を助けたら、歴史はおもしろいことになるかもしれないと指摘されたときに言ったセリフ

生きているうちに銅像を建てるほど、おれたち厚顔無恥じゃないよ

竜堂終

助けるかどうか迷っている終に、助けてくれたら銅像を建ててあげるよと前首相が言ったときに放ったセリフ

公務員だったら公僕よねえ。納税者を守ってくださらなきゃ、こまるじゃありませんの

老婦人

避難しているときに出会った自衛隊員が、彼らを保護するかどうかで迷っている時に言い放ったセリフ

どんなにばかばかしくても、生きとるほうが勝ちだわな。殺されてしまったんでは、報復も再起もできやせん。

前首相

病死をよそおって謀殺されるか、小早川奈津子のつくった幕府に参加するかで迷ったときのセリフ

みんな、ゴハンだぞ! 今日これから何があるにしても、エネルギーを補給しておかないと勝負できないからね。

鳥羽茉理

京都の共和学院寮で目覚めた竜堂兄弟に言ったセリフ

返すからこそ借りるっていうんで、返さないですむなら、もらうっていうべきだろ

竜堂終

不良債権を公的資金で肩代わりするのは、お金を借りても返さなくていい、税金で助けてやるから、ということだと聞いた時に言ったセリフ

誰に強制されたわけでもない、自分で選んだ道なんですからね。思惑とちがって、うまい汁を吸いにくくなった、といっても、それは自分たちに将来を洞察する能力がなかったからです

竜堂続

子供の頃の社会体制が永遠に続くと思って官僚になったのは気の毒だよな、と言った始に対して、同情する必要はないと続が応えたセリフ

「みんなに責任がある」というのは「誰にも責任がない」というのと同じだもんな

竜堂終

震災にあってもローンを払い続ける市民と、政策決定権をにぎりながら何もしなかった官僚の責任が等価であるわけないという続に賛同したときのセリフ

創竜伝の感想

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