ロック・リーの青春フルパワー忍伝のあらすじ・作品解説
ロック・リーの青春フルパワー忍伝は2012年から2014年にかけて最強ジャンプに連載された作品である。 海外でも単行本が翻訳をされて出版されるなど人気の漫画となっている週刊少年ジャンプに連載されていた作品、NARUTOの番外編という形で描かれた作品となっている。原作は岸本斉史で、作画は平健史が手掛けている。 物語は木ノ葉隠れの里の忍者であるロック・リーが主人公となっている。作画は本編をデフォルメしたタッチとなっており、作風はギャグ漫画である。ロック・リーを中心としたガイ斑のメンバーを中心としたストーリー展開で、本編ともリンクした形をとっている。番外編の作品ではありますが、地上波でテレビアニメ化もされ、2012年から2013年にかけておよそ1年間に渡って放送された。 基本的に少年誌に連載されている作品となっているので、若者が楽しめる作品となっているが社会風刺なども含んでいるので若者以外も楽しめる内容となっている。
ロック・リーの青春フルパワー忍伝の評価
ロック・リーの青春フルパワー忍伝の感想
主人公は“努力の天才”ロック・リー!
「NARUTO-ナルト-」のスピンオフ。主人公はロック・リー!「NARUTO-ナルト-」のスピンオフ作品である本作は、タイトルの通り主役はロック・リー。デフォルメされたキャラクターが登場するガイ班(ガイ、リー、ネジ、テンテン)中心のギャグ漫画です。最強ジャンプという小学生男児向け雑誌で連載されておりました。ロック・リーは本編でも十分濃いキャラですが、ついに主人公になってしまいましたね…!2012年4月~2013年3月には単体作品でアニメにもなり、ゲームまで出ています。私もアニメのDVDやゲームを買う程に好きなんですが、スピンオフでここまで展開できたのはロック・リーが読者に愛されている証拠ではないでしょうか。キャラの魅力をフルパワーに発揮!この漫画の魅力と言えばSD化されたキャラクター達です。本編とは違った外見で表情もコロコロ変わって可愛いですよね。そしてキャラ崩壊!基本的な設定は本編と変わらないのに、突然ぶっ飛んだネタ...この感想を読む
筆休め作品の一つ
どこがフルパワーなのかまったくわからないこの作品の中の主人公の行動はあらかた変わってはいないのだが、一回一回のオチが浅くてしょーもない終わり方しかしないところで、あまりギャグセンも低めの漫画であると言える。漫画ってやっぱり面白くなければ著者がいくら有名な方であっても人気は上がらない。こっちの求めているものを向こう側が書いてくれるかどうかもわからず、相手の求めているものを上手く伝えることができなければ売れない漫画家になってしまう。だからこの作品は作者の筆休め作品の一つと捉えてよいと言える。この作品の中メインキャラクターの行動が全然フルパワーと思わせる行動に捉えることができない。フルパワーって全力でものごとにぶつかっていくことであるから、ギャグセンを求めて作った作品故に真剣味というものがまったく伝わってこない。どちらの性質を殺してしまうことになってしまっている作品だからフルパワーなんて感じ...この感想を読む