メロドラマのあらすじ・作品解説
メロドラマは、村上もとかの漫画作品で、週刊モーニングにて1996年から連載、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、1900年代前半のフランス・パリを舞台にしたラブストーリーで、主人公の日本帝国陸軍大尉・都筑慎太郎とフランス人令嬢・ソフィとの恋の行方を描いている。 1925年のフランス・パリ。毎夜開かれる華やかなパーティーの中、都筑を中国人ボーイと間違えたレオ伯爵がシャンペンを持って来いと指示をする。都筑は指示されたシャンペンをレオ伯爵のテーブルに配膳するとその誤りを正し、大声で自己紹介をした。トラブルの様子を見ていた中学の同窓でパリで画家をしている今広美(こん ひろみ)が話しかけ、フランス人の貴婦人を紹介して会話を楽しむ。そんな時、ソフィが都筑をダンスに誘う。 西洋ダンスが初めての都筑に対してソフィーは、やさしくステップさばきをアドバイスしてくれのであった。しかし、ソフィは東洋人嫌いで知られるレオ伯爵の娘であり、あることをきっかけに都筑が決闘を申し込むことになる。