ここはわたしの診療所! たとえ誰であれ頼ってきたケガ人を治療もせずに引き渡すことなど出来ません! それが…医者の仁と義でございます!
南方仁
理解が深まる漫画レビューサイト
漫画レビュー数 3,136件
JIN -仁-は2000年~2010年まで集英社のスーパージャンプに連載された、村上もとかによる日本の青年・医療漫画である。単行本は全20巻、コミック版は全13巻。シリーズ累計800万部の売り上げを誇り、テレビドラマ化もされた人気作品である。2011年に第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。 主人公である脳外科医の南方仁が、幕末の江戸時代にタイムスリップし、日本の歴史と大きく関わりながら、その時代に生きる人々と協力し、近代医療を実現していく物語である。SF、医療、歴史、恋愛、友情など多くの要素がちりばめられている。 2009年にTBS系列でテレビドラマ化し、放送終了後、国内外で33の賞を受賞。前作の人気を受け、2011年に完結編として第二期が放送され、最終話には瞬間最高視聴率31.7%を記録した。また、世界80カ国でも放送され、世界的に有名な作品となった。2012年に宝塚歌劇団で初の舞台化となる。
ドラマ化されて大ヒットしたJINの原作漫画。個人的に絵柄が余り好きではないので★3.5にしましたが、医療、タイムスリップ、時代劇と面白い要素が満載の今までにありそうでなかった名作です。仁先生がふとしたことから江戸時代にタイムスリップしてしまい、混乱しながらも最先端の医療知識を大昔の医療技術をもって人々の命を救っていく物語です。史実と上手くからめながら次から次に起こっていく問題を解決していくストーリーで、1冊をあっという間に読み終わってしまいました。1巻の最後には幕末の偉人のある人物も登場して、2巻以降の展開により期待させてくれる終わりになっています。
よみがな:みなかた じん 年齢(作品時):34歳 性別:男性 国籍:日本 所属:東都大学附属病院脳外科医局長 価値観:歴史を変えることになると自覚しつつも、医者としての使命感から江戸の人々を近代医療で救う。 物語上での目的:過去の人間の運命や歴史を変えていることを自覚しつつも、人々を救う為、現代から持...
南方仁
13巻より ケガを負った幕府軍を診療所内で治療していたところ、新政府軍が押し入り治療が中断したシーン。幕府軍が連行されるというところ、仁は患者(幕府軍)の治療を優先することを医者として力説する。