高台家の人々のあらすじ・作品解説
高台家の人々は、月刊YOUで2013年から連載を開始しているラブコメディ漫画である。 スケールの大きな妄想趣味を持つ主人公平野木絵と、人の心が読めてしまう高台光正、そして、その家族との間で繰り広げられる恋愛コメディである。地味なOL木絵の単純で優しい人柄と妄想趣味に惹かれ、交際を始めた、人の心を読むテレパス能力を持つイケメン社員、高台光正。そんな光正と結婚した木絵は、同じ能力を持つ光正の家族を、そのとぼけた妄想で、時に助け、時に和ませていくという物語である。 作者の森本梢子は、過去に「研修医なな子」「ごくせん」「デカワンコ」など、ドラマ化されている作品を作り出したヒットメーカーでもある。 2014年に発表された、全国の書店3000店の書店員の投票を基に、ブレイクしそうな漫画作品を選出する「第5回NEXTブレイク漫画RANKINGBEST50」では、第1位に選ばれるなど、多くの読者からの評価も得ている。
高台家の人々の評価
高台家の人々の感想
普通ならスルーしそうな題材をメインにしてフルコースに仕上げた腕前
高台家の人々は映画!連載ごとの映像化に驚きを隠せない!森本梢子先生と言えば、「研修医ななこ」「ごくせん」「デカワンコ」でも有名。しかも3つの作品ともドラマ化されていて、さらに今回の「高台家の人々」では、映画化です。映像化しやすい漫画家さんのひとりです。コメディを描かせるとうまいなぁと思います。今回の漫画は、空想パターンをうまく取り入れて、おもしろい形の漫画に仕上がっています。まずは表紙に圧倒されます。黒い髪に青い瞳、ハーフというだけでインパクトあり。美形3人並んで映っていれば、すごく目を引くし、どんな話が始まるのだろうとわくわくしてしまいます。ページを開くと、木絵が空想しているシーンから始まります。空想が好きな普通の家庭に育った女性。彼女の空想好きというところから、いろいろな本が好きなんだろうなということ。いろいろな空想の世界を持っているので、たくさんのジャンルの本を読んでいることが想...この感想を読む
1度は読んでほしい作品
とにかく主人公の空想が面白いです。何か嫌なことがあったり嫌なことを言われても、態度が悪くなったり悪口を言うことはなく空想に変えてしまうのが凄いと思うし面白いです。だから、他人の心の声が頭の中にはいってくるという能力をもっていて、他人とあまり関わらないように壁をつくっていた光正が木絵(主人公)の空想のとりこになるのが凄くわかります。光正の兄弟の茂子と和正も光正と同じ能力を持っていて、2人も木絵の空想のとりこになります。恋愛に慎重だった茂子も、木絵の空想のおかげで積極的になったり、和正も意地悪ばっかりしていたけど素直になったりと、空想が元気をくれたりしていて読んでいて心が和みます。ほんとに木絵の空想は想像より上をいくので、楽しい時や嬉しい時はもちろん、悲しい時とかライバルが出てきても、吹き出してしまうような空想をするので読んでいる私も、もっと木絵の空想がみたいと思ってしまいます。それにほとんど...この感想を読む
高台家の人々の登場キャラクター
レディ・アン・ペドラー
よみがな:レディ・アン・ペドラー ニックネーム:アン 性別:女性 国籍:イギリス 住まい:イギリス 性格:明るく積極的。物怖じしない。 特徴:超お嬢様で、超美人 価値観:思い込んだら一直線。お茶目 特技:人の心が読める 物語上での目的:日本人留学生に恋をして、成就させたい
高台光正
よみがな:こうだいみつまさ 年齢(作品時):27 身長:180cm 性別:男 所属:企画部 性格:慎重 特徴:目がブルー 趣味:スポーツ全般 特技:テレパス 好きなもの:木絵の空想のような超アホくさい話
平野木絵
よみがな:ひらのきえ 年齢(作品時):29 性別:女 国籍:日本 所属:総務 性格:根は明るくて優しい ポリシー:他人の陰口を言わない 特徴:庶民の子 癖:妄想 苦手なもの:話すこと