虚空の旅人の評価
虚空の旅人についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
虚空の旅人の感想
チャグムの話
守り人シリーズの第4巻だったと思います。「精霊の守り人」から3年がたち、14歳になったチャグムが星読博士のシュガと共にサンガル王国に招かれ、そこでトラブルに遭遇するという話。チャグムが、さらに頼もしく成長する姿がとてもよく描かれていると思います。それに、星読博士のシュガもなんだか人間くさくなっていてなんだか身近に感じれる部分があって、微笑ましく思いました。今回はバルサは登場しませんが、確かにチャグムの中には彼女の強さが宿っていて、バルサの存在は大きなものだと感じました。あっという間に物語に引き込まれていきスラスラと読み終えることが出来る作品だと思います。