人生ってのは死んでも終わらないんだぜ
哀川潤
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戯言シリーズ。今回は「ある学校から女の子を連れ出してくれ」と人類最強の請負人・哀川潤に言われ女装させられ乗り込むいーちゃんこと戯言使い。戯言シリーズは毎回長いけど今回は丁度いい長さでサクサク読めました。とにかく敵の女生徒は強いし、助け出そうとした女の子も強かった。敵の子可愛いと思っちゃってるいーちゃんもなんだか可愛いです。まあでも今回も人がバンバン死にますが。結構読んでて愛着が湧いたキャラクターも結構死んじゃって悲しかったりします。それが西尾維新さんの作品なんでしょうか。今回は哀川潤もバンバン登場します。またこの哀川潤のキャラがいいです。イラストも可愛いので好きな作品です。
よみがな:あいかわじゅん
哀川潤
救えない少女を救うために主人公は何ができたのか、矛盾だらけの殺人をした少女のことで思案する主人公に向かって、哀川潤が人が人に与えた影響はその人の死後もずっと続いていくことを示した。