遅めにタイムカードを押す意味が分からない県庁さん
二十四時間分の給与を請求する役人の性質震災が起きたとき、役所の職員は不眠不休で働いていたという。それ自体は立派だと思うものの、復興も一段落ついて、そのときの給与を請求した際、ほぼ二十四時間勤労したとの報告がされたらしい。要は、仕事が終わってから、役所に泊まっていった、その時間も加算したのだ。この話を聞いたときは、目が点になったものだが、また、これとは対照的な話を思いだした。母がパートをしてたときのこと。仕事の下準備のため、早めに出勤してくれと、雇い主に頼まれ、でも、タイムカードはもともとの出勤時間で押してくれと言われた。理不尽な話とはいえ、母は、だったら早めにタイムカードを押させてくれと訴えることなく、言われたとおりにしていたし、似たような話を耳にすることがあるから、自分ら庶民にすれば、べつに珍しくもない事例なのだろう。こういう感覚を持っている自分らにしたら、そりゃあ、寝泊りした時間分...この感想を読む
4.04.0
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