武士沢レシーブのあらすじ・作品解説
武士沢レシーブは1999年週刊少年ジャンプ18号から40号まで連載されていた、 「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」等で知られる、うすた京介作の漫画である。コミックスは全2巻が発行された。 ヒーローにを目指す少年、武士沢光沢(こうたく)が、ヒーロー部の部員と共に学園の不良グループ「鬼嶋組」や、更には異形の怪人たちと戦うヒーローバトル漫画の要素も含んだギャグ漫画である。 20話で打ち切りとなってしまったため、伏線の回収やストーリー展開が間に合わず、ダイジェストや年表を駆使してストーリーを完結させると言う、異例の展開となっている。この展開について作者自身は「実力以上の奇跡」と語っている。 基本的には前作「マサルさん」を踏襲したシュールなギャグ漫画であるが、後半はシリアスなストーリー展開もあり、うすた作品の中でも異質な作品である。また、多人数との戦闘シーンも多く、作者の画力の高さがうかがえる作品でもある。
武士沢レシーブの評価
武士沢レシーブの感想
ギャグ漫画としては最高峰
あの、少年ジャンプで伝説を残したギャグ漫画の至宝「セクシーコマンドー外伝 すごいよマサルさん」の作者であるうすた京介氏の次作の「武士沢レシーブ」の第一巻になります。このシリーズは全2巻なので、流星のように流れていきます。やはり、前作の「セクシーコマンド外伝 すごいよマサルさん」のイメージとインパクトが強すぎるので、それを期待していしまいますが、さすがにマサルさんには及ばないと思います。しかし、客観的に見たギャグ漫画の水準からすると、とてもレベルが高いものだと思います。まぁ、一冊読めば少なくとも2,3回は吹き出して笑ってしまいます。笑いたい時におすすめする一冊です。