猟犬探偵のあらすじ・作品解説
猟犬探偵は、原作を稲見一良、漫画を谷口ジローが担当した漫画作品で、ビジネスジャンプにて2011年21号より連載を開始、2012年2月号からはグランドジャンプPREMIUMに移籍し2012年11月号で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、原作者の小説を元に、人里離れた山奥で狩猟を主な生業としながら、猟犬探しの依頼も引き受ける竜門卓と相棒の猟犬・ジョーの狩猟や猟犬捜索、不法投棄、地上げ屋との対決を描いている。 大阪と兵庫県の堺にある能勢の山林。猟銃を持った一人の男とその先を行く猟犬が、獲物を探している。するとジョーが川岸に何かを見つけ低く鳴く、竜門が川岸へ降りて行くと一匹の犬が死んでいた。首輪の電波発信機で身元を確認すると、捜索を依頼されていた猟犬であることを確認。死んだ猟犬の写真を撮り車に戻って飼い主に連絡を入れ、脱水症状になり冷たい水を慌てて飲んで死亡しのだろうと告げる。竜門は狩猟の途中に行方不明になった猟犬の捜索以来も引き受けているのだった。 ある日、敷地内に不法投棄された廃棄物の発見した後、ログハウスの自宅に帰ると狩猟仲間で山林業を営む火打（ひうち）が玄関で待っていた。
