監獄学園のあらすじ・作品解説
監獄学園は2011年に連載をスタートしたハイスクールコメディで、2013年には講談社漫画賞を受賞14年には、アニメ化が発表されるなどの人気作品である。 東京都郊外にある女子校が、理事長が変わり、教育方針の変更により共学になったため、女生徒が圧倒的多数を占める全寮制の学園に入学した男子生徒達の奮闘を描く。女子浴場を覗いた罪で、裏生徒会に捕らえられ、懲罰房に収監された5人の男子生徒が、互いに協力をし、脱獄を試みる。女生徒から絶大な信頼と人気を得る裏生徒会、1000人の女生徒達の中で、肩身の狭い生活を送る5人の男子生徒、そして、小学校時代から裏生徒会長との因縁があり、裏生徒会打倒を企む表生徒会会長などの思惑が複雑に絡み合う心理戦が見どころである。一時は裏生徒会を懲罰房に収監することに成功した表生徒会だったが、一緒に捕らえられたキヨシや、その他の男子生徒達との協力によって、見事勝利を収めたかに見えたが、、、。
監獄学園の評価
監獄学園の感想
魅力的なキャラクター達が繰り広げるギャグ漫画
皆それぞれ一生懸命学園で繰り広げられるギャグコメディでありながら、どのキャラクターも常に全力で物事に挑む様はまるでバトル漫画のような勢いで、ギャグで笑いながらもハラハラしたり感動させられました。主人公のキヨシ含め、個性豊かなキャラクター達の野望や目標、悩みや趣味などは本当にぶっ飛んだ事が多く、個人的に理解しがたいものばかりで最初は面白く笑えるだけで共感はできませんでした。ですが、彼らは皆その野望や目標に向かって直向に一生懸命な姿を見せてくれるキャラクターばかりで巻を増す度に彼らに共感し、いつの間にか心の底から応援してしまうようになりました。酷い仕打ちをしてくるキャラも憎めなくなる初めは裏生徒会や表生徒会のギャグ漫画とは思えないような、とても笑えない卑劣な行動にヤキモキさせられました。特に裏生徒会はとても魅力的なキャラクターでありながら主人公達を追い詰める様は何度もハラハラさせられました...この感想を読む
初期は安定した内容だったが
斬新な設定とキャラの個性監獄と学園ラブコメディーの異色のコラボレーションに最初は驚きと期待の気持ちが大きかった。自分自身、ネットの立ち読みから漫画の購入に至ったのだがその設定やキャラの個性には購買意欲をそそられた。特にデブキャラであるアンドレはとても面白い。副会長に虐げられるのを喜びさらに虐げられる為に努力するというドMキャラの中でも数少ない超ドMキャラ。また、設定のところで言えば生徒会より人気を集める裏生徒会の存在やいつも全裸で語尾を強調したがる校長など今までにない斬新なものが多かった。裏生徒会vs主人公ら第1部としては退学を迫る裏生徒会と退学を迫られる主人公らの戦いの様子であるが、随所にいい感じで下ネタを入れてくるところが良い。スレンダーな会長、爆乳な副会長、可愛い感じの花ちゃんなどのお色気シーンが数々あるところも魅力。一方、退学を迫る裏生徒会は主人公らを退学させる為に様々な戦法を使うが...この感想を読む
千代ちゃん…涙
男女比1:200の学園もの第3弾です。キヨシとガクトは自身の学園生活を賭けながらなんとか監獄から脱出を図ろうとします。いつもよく思いつくなーと思うんだけど、どうしてもつめが甘かったり、運が悪かったりしますね…。まあ個人的には、彼らのアホみたいな作戦によって、ガクトが長髪でなくなっただけで見苦しさ度が下がって嬉しいのですが。さて、千代ちゃんとのデートも暗礁に乗り上げてるようですし、副会長はいつも以上におかんむりですしどうなることやら。会長が冷たいのは何も男子に対してだけではないというのはちょっと印象的でしたね。別に百合というわけではないのか…なーんだ。