酔いがさめたら、うちに帰ろう。の評価
酔いがさめたら、うちに帰ろう。についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
酔いがさめたら、うちに帰ろう。の感想
アルコール依存症の闘病記
著者の鴨志田穣さんは『毎日かあさん』の著者、西原理恵子さんの元夫です。この本は、何度も吐血を繰り返し、入院してもお酒を止めることができなかった著者が、アルコール依存症を、精神病院のアルコール病棟で克服していく中で出会った色々な人々の想いが詰まった良い本です。最後、アルコール依存症を克服できたと同時に著者にガンが見つかります。ガンが発見されたことにより、著者は家族の元に帰ることができます。『毎日かあさん』第四巻にその続きが描かれています。涙なしでは読めません。これは著者の自伝的小説で、映画化もされています。最後にフィクションですと書かれていました。