関ヶ原連判状のあらすじ/作品解説

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関ヶ原連判状

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関ヶ原連判状の評価

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関ヶ原連判状の感想

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時代の英雄より状況を動かす現場の指揮官たちに力点を置き、朝廷社会も交えた壮絶な諜報合戦を展開する 「関ケ原連判状」

豊臣秀吉亡き後、天下の覇権を争う徳川家康と石田三成。両者の激突は、もはや時間の問題であった。この正史に伝わる対立とは別に、勢力拡大に暗躍するもう一人の男がいた。その男とは、細川幽斎、足利将軍家の末裔だ。この幽斎は、豊臣家を一夜にして滅ぼすという秀吉の「密書」を利用して、ひそかに細川家と加賀の前田家を中心にした大名連合を作っていたのだ。そして、この勢力の存在を証明するものこそ、大名衆の「連判状」であった。朝廷と深いつながりを持つ幽斎は、この「連判状」と「古今伝授」を武器に、徳川家康、朝廷と、三者擁立の盟約を結ぼうとしていたのだ。この「天下三分の計」の全貌とは、朝廷は家康に征夷大将軍に任じる内命を与えるかわりに、皇室領を安堵する誓書をもらう。一方、家康は細川新家を朝廷の管領家と認めるかわりに、今度の合戦において連判大名を味方とすることができる。幽斎は朝廷に古今伝授を授けるかわりに、細川新家...この感想を読む

4.04.0
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