後白河院の評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

後白河院

4.504.50
文章力
4.50
ストーリー
4.50
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.50
感想数
1
読んだ人
1

後白河院の評価

後白河院についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。

総合評価
4.504.50
(1件)
文章力
4.504.50
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.504.50

各項目の評価分布

総合評価

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
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キャラクター

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
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2.0-2.4
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1.5-1.9
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設定

4.504.50
5.0
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4.5-4.9
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4.0-4.5
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3.5-3.9
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2.0-2.4
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演出

4.504.50
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4.5-4.9
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4.0-4.5
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3.5-3.9
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3.0-3.4
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2.5-2.9
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後白河院の感想

編年体の歴史記述とは異なった方法で、史実や人物像の相対性、客観性を保証するための試みとして書かれた、井上靖の長編歴史小説「後白河院」

史観という衣装をはぎ取ってみる時、歴史とはひどく孤独な、それでいて人間臭いものではないだろうか。華やかな大義名分の陰には、血生臭い抗争があり、また、勢力関係の隠微な変化が呼び起こす時、昨日の友が一夜にして敵に変わってしまうことさえ、稀ではないと思います。井上靖の「後白河院」は、平安時代末期の保元・平治の乱を起点として、源頼朝が武家政治を確立する、鎌倉幕府成立期までの数十年間を、当時の政治の中心人物のひとりであった、後白河院の周辺にいて記録を残している平信範、建春門院中納言、吉田経房、九条兼実の四人の公卿、それぞれに語らせた四部構成の形態を取った作品です。語り手が、後白河院の側近の人たちですから、直接に描かれているのは、院政のもとでの裏面史であるとも言えなくはありません。しかし、新たに興ってきた武士の勢力は、朝廷あるいは公家の対立勢力であり、さればこそ、公家の文化の残像を代表している人々...この感想を読む

4.54.5
  • dreamerdreamer
  • 29view
  • 855文字

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