ミッドナイト・セクレタリの評価
ミッドナイト・セクレタリの感想
愛があれば大丈夫らしい
吸血鬼というキャラクターのお手軽さいつの時代も吸血鬼はよく用いられるテーマ。もはや女のほうが血を吸われたいと思っているんでしょうね。男の征服欲の象徴みたいなところを表現するのにももってこいだし。女も攻略されたいんだろうしょせん。ミッドナイト・セクレタリでは、吸血することによる弊害があんまりないし、すごく単純な吸血族。生きていくために血液くださいってそれだけなので、あまり怖い展開がないのも読みやすいと思う。この物語の舞台は会社。常務である当麻杏平と、その秘書となった花夜。杏平は敏腕常務であり、かつ女性関係の乱れで有名な男。噂を聞いていた花夜は、杏平の女関係は置いておき秘書の仕事を完璧にこなして杏平に自分を認めさせる。見た目は女性らしくなくても、仕事の内容は完璧だから杏平はぐうの音も出ず。快感だったことだろう。しかし、それにプラスして杏平の吸血のお世話までしなくてはならなくなったからもう大...この感想を読む
最後までぶれることなくハッピーエンド
ヴァンパイアと人間の女というよくある設定なんでヴァンパイアものがいつの世にも流行るのか。それはもう女が血を吸われたがっているからとしか思えませんね。男にとってみれば血はなくてはならないもの。欲しがって当然なんですが、女からしても支配されたい欲・自分だけを見てほしい独占欲みたいなものがあるんでしょう。逆パターンで、女が吸血鬼・男が普通の男っていうパターンも他作品で見たことがありますが、これまた萌でした。どちらにしろ、欲求をあらわすのにヴァンパイアって使いやすいですよね。ミッドナイト・セクレタリでは、常務と秘書(のちに社長と秘書)の関係にプラスしてヴァンパイア設定です。背徳感が感じられるので割とドキドキさせてくれます。兄弟であるお兄さんのほうとの三角関係勃発も予想されましたが、案外とその方向には至らず。まさか花夜のほうから苦しくなって会社をやめていくとは思いませんでした…このストーリーには...この感想を読む
ミッドナイト・セクレタリの登場キャラクター
当麻杏平
よみがな:とうまきょうへい 年齢(作品時):26歳 性別:男性 国籍:日本 所属:トーマ 特徴:仕事は有能 価値観:プライドが高い 女性関係:派手 正体:吸血鬼 役職:常務取締役
里塚花夜
よみがな:さとづかかや 年齢(作品時):22歳 性別:女性 国籍:日本 所属:トーマ 性格:真面目 特徴:仕事は有能 価値観:責任感が強い 職業:秘書 普段:髪をまとめ、眼鏡姿