ファミリーポートレイトの評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

ファミリーポートレイト

5.005.00
文章力
4.65
ストーリー
4.75
キャラクター
5.00
設定
4.40
演出
4.30
感想数
2
読んだ人
4

ファミリーポートレイトの評価

ファミリーポートレイトについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。

総合評価
5.005.00
(2件)
文章力
4.654.65
ストーリー
4.754.75
キャラクター
5.005.00
設定
4.404.40
演出
4.304.30

各項目の評価分布

総合評価

5.005.00
5.0
2
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

4.654.65
5.0
0
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

4.754.75
5.0
1
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

5.005.00
5.0
2
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

4.404.40
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

4.304.30
5.0
0
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ファミリーポートレイトの感想

「共依存」テーマの集大成的作品

桜庭一樹の作品遍歴に見る「共依存」桜庭一樹はまず、名前で誤解されがちですが女性です。そして、「共依存」をテーマに書かせれば、彼女の右に出るものはいないのではないでしょうか。というのも、彼女はデビュー以来親子関係についての作品を多く執筆しており、その全てが高い評価を得ているからです。「共依存」というのは心理学で、「特定の人間との関係性に過剰に依存している状態」を言います。例えばDV夫と妻の関係。DV夫は妻に暴力をふるうなど多大な迷惑をかけますが、同時に妻は夫の世話をすることに価値を見出してしまい、お互い苦しいのに相手に依存して離れられない。このような状態を「共依存」と呼びます。さて、桜庭一樹は1999年『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーティアン』でライトノベル作家としてデビューしますが、仕事もなく本も売れないという低迷期を長く過ごします。そんな彼女の出世作となったのが、2003年『GOSICK-ゴシック-』、...この感想を読む

5.05.0
  • ayanemqnayanemqn
  • 9817view
  • 2408文字
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