風流つまみ道場のあらすじ・作品解説
食についてのマンガを多数手がけている、酒の達人との威名を持つラズウェル細木氏による風流つまみ道場はお酒のつまみのレシピ満載のマンガである。 主人公の錦之助は伯父さん一家が海外に赴任している間家を借りている、独り暮らしのサラリーマンである。独り暮らしゆえに居酒屋などに出入りをしており、錦ちゃんの愛称でみんなに愛されている。 行きつけの居酒屋は多数あるものの、実はお酒には滅法弱い錦之助。少々のアルコールで酔いが回ってしまう。そんな彼が居酒屋通いは辞められない訳は、酒のつまみが大好きなことが原因である。お酒には弱いものの、酒のつまみを作らせたら天下一品の錦之助は、会社でも評判のつまみ作りの達人。行く先々の居酒屋では料理下手なママさんの代わりにつまみを作ったり、マスターのリクエストに応えたり、居酒屋を彼なりの楽しみ方で堪能している。 ありとあらゆる食材を巧みに使い、アルコールに合うつまみだけでなく、呑んだ後のシメの料理までも紹介する、呑む人々に贈る究極のレシピマンガである。
風流つまみ道場の評価
風流つまみ道場の感想
ラズウェル作品の真骨頂とは
相変わらず料理人でもないのに他人に料理を作ってばかりの錦ちゃん。特にとなりのご夫婦の旦那さん、辰五郎さんはまるでその道の人のような風貌をしており半ば脅されるような形で料理を作らさせられていたのですが2巻になってようやく認めてもらったのか脅されるようなシーンはなくなりました、まあそれでも料理を作らされていることに変わりないのですが。また彼女が欲しい錦ちゃん、どうにかして恵梨花さんにアピールして恋人になろうと画策している錦ちゃんですが、恵梨花さんが地味に酒乱なこともありいつもうやむやになってしまっています。まあこのような笑えるグルメマンガこそがラズウェル作品の真骨頂ではあるのですけれども。