ダース・ヴェイダーとルーク(4才)の評価
ダース・ヴェイダーとルーク(4才)の感想
邦題が活きてる
そういえばスターウォーズを観たことないな。何となくダースベーダーって人がいて、悪役で、黒づくめで素顔も見えなくて…っていう程度の印象。でも、そんな悪役全開のルックスの人、ダースベーダーさんが、小さな子を育ててる絵っていうのがもう面白い。表紙からして、子供に合わせて食べてます感の漂うアイス。まずここでちょっと噴きました。子供特有の、純粋に思いついたままに駆け回ったりする予測のつかない動きとか、言動とかに戸惑ったりもするダースベーダー。あたたかい眼差しで見守りたくなる光景が全ページに繰り広げられています。おっかなそうなダースベーダーでも子供には振り回されてたんですね…って。もちろん、スターウォーズの映画そのものを観ていたら、また違った感想をもつことになるのかもしれませんが。でも観たことないよって人にも、面白くて笑えて和めるとオススメできる絵本です。
もしもシリーズですね。
もしダース・ベイダーが幼いルーク・スカイウォーカーを育ててたらどんなお父さんになっていたかというユルイ日常生活を描いた物語。結構笑えると思います。まぁダース・ベイダーを知らない人が見たらあんまり笑えないかもしれないですけど。わたし的にはツボでした。我が息子をダークサイドに誘おうとするベイダー(父)。しかし、元気すぎてやんちゃなルークに振り回されっぱなしで全然思う通りにいかなくて・・・意外と良きパパの一面を見せるベイダーとわがまま4歳児のルークが可愛く見えてきますよ。しかもちゃんとスターウォーズ公認ですし。ぜひお子様に読み聞かせてあげてください。