カーリー 1 黄金の尖塔の国とあひると小公女の評価
カーリー 1 黄金の尖塔の国とあひると小公女についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
カーリー 1 黄金の尖塔の国とあひると小公女の感想
激動の時代を生きる少女たちの物語
史実を背景に書かれているので、幼い子どもが読むには難しいかもしれない。元はファミ通文庫で出版されていたものらしいし。でもいわゆる”子どもから大人まで楽しめる本”なのではないかと思う。久々にこういうテイストの小説を読んで、主人公シャーロットのかわいらしさ・ひたむきさに心を打たれた。自分が知らないことを知ろうと頑張るところ、カーリーと一緒にいられるように頑張るところ、すごくかわいいしカッコイイ。カーリーの魅力がまた。よく表現されているなぁと思った。彼が王子ってことに関しては結構序盤のほうからヒントがあるので、それがちょっと。どうしてそんな分かりやすいフラグを立てるのだろう? っていうのが不思議だった。そこで読者を驚かそうとは思っていなかったのか? その割に傍点使ってあったし、とか。