蒼の封印の評価
蒼の封印についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
蒼の封印の感想
鬼が人間を喰らいます。
簡単に説明すると、この『蒼の封印』は人間を喰らう鬼の一族とそれを退治する一族の戦いの物語のです。最後は鬼を滅ぼし、鬼の女王であった蒼子は鬼の力を失うことにするのだなと思わせるところで終わります。鬼とは、人間のエナジーを喰らえる者から、そのまま肉を喰らう者も居ました。その描写がなかなかグロテスクでした。蒼子が吐く玉を普通の人間に飲ませると鬼となります。そして蒼子は実は、クローンなのです。蒼子自身、クローンとして何回も生まれているという事実があって、鬼たちも生きてきたと言われ悩むけれど蒼子は決断するのです。壮大で面白い物語です。お勧めです。この第一巻は、蒼子自身が自分が何者なのかも分からず、でも自分が人間ではないと思い知らされながらも尊厳は失わない強さを見せます。そこがカッコイイです。