キケンの感想/考察/ネタバレ

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小説レビュー数 3,368件

キケン

4.754.75
文章力
4.38
ストーリー
4.63
キャラクター
5.00
設定
4.63
演出
4.63
感想数
4
読んだ人
9

キケンの感想一覧

有川 浩による小説「キケン」についての感想が4件掲載中です。実際に小説を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

若さ溢れる男どもの青春活劇!

今を時めく小説家、有川浩の青春小説有川浩と言えば、デビュー作『塩の街』から数多の作品を出版し、今最も勢いがあると言っても過言ではない若手小説家である。『図書館戦争』『阪急電車』『県庁おもてなし課』『フリーター、家を買う』………その作品は数多く実写化され、どれも人気を博している。先日も『植物図鑑』が実写映画化されたばかりだ。有川氏の作品に特徴的なのが甘い恋愛描写だ。男女の心の機微を繊細に描き、読んでいて羨ましくなるような素敵な恋愛を描いている。そんな有川氏の作品群において異彩を放つのが、この『キケン』だ。『ユナ・ボマー』上野&『大魔神』大神主人公・元山高彦は某県都市部に所在する成南電気工科大学に通う一回生。入学当初の忙しさが一段落し、早々にできた友人・池谷悟と共に部活勧誘のチラシを眺めていたところ、機械制御研究部・通称『機研』部長・上野直也に声をかけられ……というシーンから物語は始まる。...この感想を読む

4.54.5
  • 月陰あぽろ月陰あぽろ
  • 273view
  • 1375文字

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