赤いろうそくと人魚の評価
赤いろうそくと人魚についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
赤いろうそくと人魚の感想
悲しいお話だけど
人間の弱さを描いた悲しい物語です。人魚というのはあやふやな存在でそれゆえ人間に危険視されあげく売り渡されてしまう。赤いろうそくとは人魚のような清い心の持ち主が裏切られ流した涙が込められたもの。赤いろうそくに祟られたように船を沈められていくのは痛快です。まぁ売り渡した側も罪悪感みたいなものは一応あるみたいでそれがこの物語をまとめているのでしょうか。おだやかな雰囲気の中にも優しさがあり日本らしい雰囲気もいいし昔話って面白いですよね!私はこの物語に小学校で出会ったのですが今読んでもじーんとしますし泣けます。読み終わったあと少し悲しい気持ちになりますが読んでそんはありません。ぜひおすすめします。