いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる 人間は死ぬとき、愛されたことを思い出す人と 愛したことを思い出す人にわかれる 私はきっと愛したことを思い出す
東垣内豊
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中山美穂さんが、旦那様原作の映画に出演されるということで、とても興味深く拝見させて頂きました。前半は、異国の土地で出会った、男は妻子持ちの男女が、恋に落ち、のめり込んでいく情景が、濃厚に描かれていました! 中山美穂さんがかなり美しく、まさに“美魔女”という言葉がぴったりの色気と美貌でした!!絶対に結ばれる事はない。と解っているからこそ燃え上がるのが恋愛かもしれませんが、私には、あまり理解できませんでした。自分を愛し、支えてくれる妻がありながら、魅力的な女性に出会ってしまうと男性は溺れていってしまうのですかねぇ。そして中山美穂さん演じる沓子が、かなり破天荒な女性に思えてしまい、まったく共感できなかったです!でも、ラストにむけては少し切ない気持ちになりました。。
偶然出会った2人が惹かれあって恋に落ちる…でも 男には婚約者がいる。結ばれないとわかっていてもお互い惹かれて燃えあがってしまう…会いたくて仕方がない気持ちは痛いほど理解できます。男の婚約者も悟りながら男と結婚し、お互いそれぞれの道を選んで25年という時間が経過するんです。それぞれ幸せな時間を過ごして来たはずなんだけど、心の中に25年前の気持ちがあって…2人は再会して戻らない時間を悔いるのではなく、当時の気持ちは確かなものだと確認する。この2人を巡る周りの関係者も切ないに間違いない。タイトルにある『サヨナライツカ』の意味を理解した時には涙が溢れてきました。大切な人と一緒に観て欲しい作品です!
サヨナライツカのタイトルの意味が分かった時、すごく切なくなりました。映画前半は、中山美穂のスタイルの良さと美人さに圧巻です。すこしセクシーなシーンが多いので、一緒に観る人は重要ですね、笑随所に、素敵な言葉がたくさん出てきます。「あなたは死ぬときに、愛したことを思い出しますか? 愛されたことを思い出しますか?」という答えに女性の魅力が隠されている気がします。愛されたことを思い出す、真中沓子と愛したことを思い出す、尋末光子のそれぞれの魅力。私はどっちかなぁなんて少し考えてしまいました。西島秀俊が演じる東垣内豊の好青年、シャイそうで笑顔が素敵でやる時はやる。理想の男性像ですね。
東垣内豊
この主人公は奥さんと不倫相手で心が揺れます。 気持ちは不倫相手にいってるのですが、いずれ不倫相手を会えなくなってしまいます。 そんな時のセリフです。
尋末光子
主人公の婚約者(作中に結婚し妻になる)が作った詩の一部分。