明日の記憶の評価
明日の記憶についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
明日の記憶の感想
毎日を必死に生きても記憶を失うということ
アルツハイマー病ー記憶を失うタイトル通り「明日の記憶」とは明日の記憶が分からないということだ。部長の佐伯はバリバリに仕事をこなし、更に几帳面な性格だ。待ち合わせの時間を忘れたことなどなかった彼が大事な会議があることを忘れてしまう。次に起こるべき自分の記憶が全く分からなくなってしまうのだ。病気の症状とストーリーが平行に進んでいくこの作品スタイルが私をハラハラさせた。神経的なものが影響している病気に彼はかかってしまう。軽い気持ちで受けた病院でのテストにスラスラ答えられない彼は落ち込み始める。自分の体の異変に気付きそれを認め始めた彼は病状は悪くなり始めた。非常に進行の早い病気のように感じるが、進行具合は人それぞれだろう。急に怒りだしたり、人の名前が思い出せない、頭痛、めまいは頻繁に起こる。佐伯はアルツハイマー病になってしまったのだ。患者にとって感情表現は生きている証に繋がるアルツハイマー病は...この感想を読む