いま、会いにゆきますの感想一覧
映画「いま、会いにゆきます」についての感想が9件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
切なくて好きです
映画は、全然期待せずに観に行ったのに、うるっときてしまいました。子供が母親を想う気持ちが伝わってきて、切なくて、辛かったです。すごく集中して観ました。気付いたら終わってましたから。しかし、映画は、少し時間が足りない感じがしました。早足過ぎて、全部理解出来ず、何となくモヤモヤして、消化不良な感じでした。後に、原作本を買い、読んで「なるほど!!」と理解できた作品です。子役の武井証君が可愛いです。竹内結子さんに会うために一生懸命走っているシーンで、涙が出ました。子供にとって死んだ母親が戻ってきたのは、奇跡だっただろうなぁと思いました。でも、記憶がないことの意味も全てが奇跡なんですよね。本当に素敵な話だなぁと思います。
観終わったあと、大切なひとを想います
死ぬことが分かっていて、それでも人生を穏やかに過ごす。とても切なくて、最後の最後の謎がとけるところが、いい。大好きなひとがとってもいとおしくなる、もっともっと大事にしたくなる作品。号泣とはなりませんでしたが、涙なしでは観れません。こういう作品には弱い。竹内結子の清楚で可憐な姿と、素朴でしっかりとした演技も素晴らしく、森の中だったり、田舎の緑で綺麗な映像が余計に素敵なストーリーを作り出しています。あなたのとなりは居心地がよかったですという台詞と表情。そして、あの声。同性でも、すてきな人だなぁって感じます。純愛、いいです。でも、この2人。。。結婚も離婚もしてほしくなかったなぁ。
美しくてせつないストーリー。
雨の季節に戻ってきた記憶を持たない妻と、再び暮らすことになった主人公。はじめは家族の実感もなく、夫にも息子にもぎこちない態度の澪が、徐々に彼らを受け入れていく過程が丁寧に描かれています。記憶を取り戻してからの彼女の様子がせつなくて、涙が止まりませんでした。残していく夫と息子に何かを残したいという愛情と、自分は去らなければならないという苦しみ。この映画は家族の愛情がテーマだと思いますが、同時に女性の強さも描いていると思います。恋人として、妻として、母としての色々な強さを、竹内結子さんが見事に演じていました。ラストの展開はファンタジー色が強いですが、それでもタイトルの謎と合わせてとても良くまとめられていたと思います。
がっかり。。。
一般的な評価が、高すぎますよね。泣かせる系の映画では、正直出来が悪すぎました。泣いて下さいね!的な押しつけがましさが、正直うざいって感じです。ストーリーも、ま、よくあるベタな内容だし、始めから、演技のレベルの低さで愕然としたのですが、竹内ゆうこさんもこんなに演技下手でしたっけ?って位。この手の映画をあえて見て泣きたい時もありますが、これは無いわ。最後のオチも、笑っちゃう位冷めました。良かった点と言えば、YOUさんですかね。あと、あの幻想的な映像はなかなか綺麗だったと思います。もし、泣きたい、感動したいと思うなら、他にいい映画はあります。
家族っていい
どれだけ感動させられてしまったんだろう。泣いてしまったんだろうと、初めて観てからしばらく時間は経っているのに、まだその時の感覚が残っている。家族の再会はたどたどしく始まったのに、段々と家族になっていくところ。もう一度、二人が夫婦になっていくところ。それだけでも感動していたのに、その後の展開でさらにさらに感動させられてしまって、涙腺は崩壊。特にラストシーンの主題歌はズルい。それにしても二人の高校生時代が初々しくてとても愛らしい。澪視点からストーリーを見ていると、女の強さをとても感じる。夫婦っていいな、結婚っていいな、家族っていいなと思える。
涙なしでは見られない奇跡のラブストーリー
とにかく涙涙でした。。 竹内結子さんが演じるミオにとにかくピッタリで、優しく芯が強く、温かく家族を包み込むイメージがドンピシャでした★ラストで、高校時代のお互いにいえない恋心が、ミオの残した日記から解った時は鳥肌でした!両思いなのに、平行線の2人がじれったくも、青春時代の甘酸っぱい思い出がたくさん蘇り、また、映画の構成から、巧がとてもミオの事を好きなのは、冒頭から解ってましたが、ミオもそうだったんだ!と知った時、もう号泣でした。。 そして、ミオが自分の定めが解った上での決意!タイトルの“今、会いに行きます”の意味も解り、本当に素敵なお話だと改めて思いました!雨の季節に現在突入したところで、またこのお話を見たいなーと最近思います★
必ず観てほしい感涙の一作
泣けます、泣きました。いまでも見返すと、同じシーンで涙がこぼれてしまいます。ひまわり畑がとても綺麗です。嫌いだったツユの季節が少し待ち遠しくなるかもしれません。人を想う気持ちがこんなにも素晴らしく美しいものであるということを心の底から感じられる一本です。この作品において長たらしい評価なんて陳腐です。この素晴らしい作品を作った方々、キャストの皆様にただただ感謝したい気持ちです、本当にありがとうございました。オレンジレンジの主題歌の「花」、ところどころに挿入されるBGMもたいへん素晴らしいものでした。一生ものの作品になるとおもいます。
最高のラブストーリー
梅雨のある日に息子と出かけると死んだはずの妻が現れた。けれど妻は記憶をもっていなかった…。そんな風にして物語が始まります。死んでしまった妻との不思議な生活が始まります。梅雨の季節と限定した物語が独特の雰囲気を醸し出しすぐ引き込まれました。演出の上手さが伝わってきます。ずっと昔に観た映画ですがずっと心に残っている作品です。最後の思いもつかなかった展開に驚き感動したことが印象的です。深い家族愛を感じました。出演者の方々の演技も上手く、出演者の方々の雰囲気も作品にマッチしていてすごくよかったです。必ず感動できると思うので是非ご家族一緒に見てみてはいかがでしょうか。お勧めします。
涙がぼろぼろと。
中村獅童演じる秋穂巧は、1年前に妻を亡くし子供と2人で暮らしています。その妻は「1年後の雨の季節に戻ってくる」という言葉を残します。言葉通り1年後に妻は戻ってくるのですが、その際記憶の一切を残していません。喜ぶ父と子。とまどう妻。なんとも不思議な空気の中、共同生活が再開します。なぜ妻は何も覚えていないのか、どうして戻ってきたのか。時を越えた切ない最後。この奇妙な時が無ければ結ばれなかったかもしれない、けれど2度も別れを味わう必要があるのか?不思議もあり、そばに居てくれる人の大切さも再確認させられます。感情移入しすぎて、最後にはぼろぼろと涙が止まらない映画でした。