リトルショップ・オブ・ホラーズのあらすじ/作品解説

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リトルショップ・オブ・ホラーズのあらすじ・作品解説

1960年公開のアメリカ映画で、ロジャー・コーマンらが監督を務めた同名の映画を元に、1982年に脚本・作詞ハワード・アッシュマン、作曲アラン・メンケンでミュージカル化、その映画化版が1986年公開、アメリカ製作の本作である。 監督は「ダーククリスタル」でジム・ヘンソンと共同監督を務めたフランク・オズ。 脚本は同ミュージカル版のハワード・アッシュマンで、彼らはのちにディズニーの「美女と野獣」「リトル・マーメイド」等を手がけ不動の地位を得る。 さえないメガネ男子シーモアと、恋人の歯医者におびえる可憐なオードリーが勤める小さな花屋に、ある日、歌い踊る奇妙な植物”オードリーⅡ”が入荷され、てんやわんやの大騒ぎとなるが…というホラー・ミュージカル・コメディ。 主人公のシーモアに「ゴースト・バスターズ」のリック・モラニス、店員のオードリーに「レオン」のエレン・グリーン、歯医者に「二つの頭脳を持つ男」のスティーヴ・マーティン、その患者にビル・マーレイとコメディとしては最強のキャストが揃っている。

リトルショップ・オブ・ホラーズの評価

総合評価
4.754.75
(2件)
映像
4.754.75
脚本
4.754.75
キャスト
4.754.75
音楽
4.254.25
演出
4.754.75

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リトルショップ・オブ・ホラーズの感想

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楽しさ最高のホラー・ミュージカル

唄って踊れる人食い植物これは、1960年に「低予算映画の帝王」ロジャー・コーマンがほんの2~3日で製作してしまった伝説のホラーコメディのリメイクですが、正確にはその間に、元の映画をもとにしたミュージカルが1982年にオフ・ブロードウェイで初演されており、その映画化ということになります。こちらの映画は1984年の製作です。作詞(脚本)のハワード・アッシュマン、作曲のアラン・メンケン(唄の部分。他のBGMはマイルズ・グッドマンが担当)は、この映画のヒットが契機となって、ディズニーのミュージカル・アニメ映画を何本か手がけることになります。どんな映画かといえば簡単で「唄って踊れる人食い植物を巡る珍騒動」、この一言ですべてOKです。楽しいロックミュージカル音楽的にはロックミュージカルです。ミュージカルにはオペレッタ起源の、メロディを重視し豪華なオーケストラや正統的な歌唱を押し出す作品の流れが今も残っており、そ...この感想を読む

5.05.0
  • オスミンオスミン
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  • 3034文字
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