ブラザーフッドの評価
ブラザーフッドの感想
戦争映画の中でも群を抜く韓国の超大作!
いやー恐れ入りました。韓国映画に戦争ものの感動大作があるなんて!「ハリウッドを超えた」という広告も過言ではないです。しかもチャン・ドンゴン(兄役)、ウォン・ビン(弟役)という当時の2大韓流イケメン俳優。この2人が見事にやってくれます。兄弟で朝鮮戦争にかり出されますが、そこでの地獄のような日々を送ります。チャン・ドンゴンは自分を犠牲にしてでも弟を助けたいと考え、わざと危険な任務につき、武勲をあげて弟を除隊させようと奮闘していきます。しかしそれをよく思わない弟との間に次第に亀裂が入っていき、ある時、婚約者がアカとの疑いを掛けられ、それを阻止しようとした弟も捕虜となってしまいました。韓国軍は捕虜を閉じ込めた倉庫に火を放ち、そこで弟の死体らしきものをチャン・ドンゴンが見つけてしまいます。韓国軍を恨んだチャン・ドンゴンはアカに寝返り、復讐を始めます。しかしそんな中、戦場でなんと弟と再会することと...この感想を読む
泣きました。
泣きました。この映画を見てチャンドンゴンが大好きになりました。戦争は絶対にダメですね。戦争がこんな風に人間を変えてしまうなんて、悲しすぎます。何の贅沢も無く質素に生きていた、どこにでもいる普通の家族、兄弟。なのに全て戦争が変えてしまった。家族への思いがとても強く暖かく、弟への愛情にあふれ、自分の人生を捧げるほど。その描写があまりにも痛いほど伝わってきて、涙か出ます。狂気に満ちた兄になってしまったのも、全て愛する弟のため。こちらから見てると、どうしてそうなっちゃうの?と思える事も愛情深いがゆえであると、そして最後にすべてを知る弟の姿にも感涙ですね。切ないほどの愛に溢れた作品だと思います。