死に花の評価
死に花についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
死に花の感想
死ぬ前にひと花咲かせてやろう
人生はいつまでたっても、何度だって輝かせることができる。主演となるのは、今や日本映画で大御所と呼ばれる、山崎努さんや宇津井健さんなど、平均年齢がかなり高い役者陣。10年近く前の作品だが、今でも色あせずに楽しむことが出来る映画なのは、やはりベテラン役者たちの演技があるからこそ。その中に一人、若手として飛び込んでいる星野真理さんも負けてはいない存在感。ストーリーも単純ではないけれど分かりやすくて楽しめる。年齢が高いからこそ向かい合う「死」を前にした時はネガティブな話題にもなってしまう。けれど、基本的には少年の心を忘れていないお茶目さがある。それが集約されたのが、「和子 LOVE」だった。