電話で抱きしめてのあらすじ・作品解説
電話で抱きしめては、2000年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「アニー・ホール」など女優としても活躍しているダイアン・キートン。脚本は、デリア・エフロン、ノーラ・エフロン。音楽は、「シャイン」「エリザベス」のデヴィッド・ハーシュフェルダー。出演者は、メグ・ライアン、ダイアン・キートン、リサ・クドロー、ウォルター・マッソー。 ジョージア、イヴ、マディの3姉妹は、それぞれの仕事と家庭で忙しい日々だが、電話でお喋りをしては家族の気持ちを繋いでいた。しかし、家族の間で起きた難題は次女のイヴに持ち込まれ、認知症の症状が現れ始めた父ルウもイヴが頼り。姉も妹も自分のことばかりで、自分だけ家族のトラブルに振り回されていくイヴはバクハツ寸前になっていくのだった。父親の入院をきっかけに次第に3姉妹が家族の絆を見つめ直していくヒューマン・ストーリーである。 父親ルウを演じたウォルター・マッソーの遺作となった。