マン・オン・ザ・ムーンの評価
マン・オン・ザ・ムーンの感想
アメリカの伝説的なコメディアン、アンディ・カフマンの一生を描いた映画です。
この映画は若くして亡くなったアメリカのコメディアンであるアンディ・カフマンの一生を描いた映画です。ジム・キャリーがアンディ・カフマン役を好演してます。これまで2回みました。好きな映画です。何を考えているか分からないアンディ・カフマンのミステリアスな芸風や酷い悪ふざけが過ぎるネタは、ひょっとすると、サーカスのピエロといった道化師がコミカルな動きや悪戯で人を笑わせるが、表情が読めず不気味に思う感じと似てるのかもしれません。日本人だとすぐには理解しがたい笑いの文化があるのかもしれません。コメディアンとして成功し絶頂を極めて間もなく、カウフマンは病魔に侵されます。その後の展開はそれまでのカルマが一気に降りかかってくるようで、悲劇的なんですが同情を誘ってるわけじゃなくて、見ていてただただ物悲しくなっていきます。タイトルにも何か深い意味があるのか。余韻を引く映画です。