ボーイズ・ドント・クライの評価
ボーイズ・ドント・クライについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ボーイズ・ドント・クライの感想
ヒラリー・スワンクの熱演
性同一性障害でラナという少女を愛し、殺されたブランドン・ティーナを演じるヒラリー・スワンクが本当に見事だったとしか言いようがありません。しかもこれが実話に基づく作品だと言うのだから、本当にむずかしかったのではないかなと思います。見ている方もとてもつらい映画です。ブランドンが実は女だと分かったら化け物扱い、レイプして殺すとか、人としてどうなんだろうとしか思えません。これが実話ということで、さらに後味の悪い感じになります。どんな理由であろうと、人を殺していい理由なんかありません。日本では女装やGID、ゲイの人たちがテレビで活躍していますが、世界的に見ても決して性的少数者に対する差別や偏見はなくなっていないし、考えなくてはいけないことだと思います。