ビッグ・ダディのあらすじ・作品解説
ビッグ・ダディは、2000年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「プロブレム・チャイルド/うわさの問題児」「大錯乱」「ビバリーヒルズ・ニンジャ」のデニス・デューガン。脚本は、スティーヴ・フランクス、ティム・ハーリヒー、アダム・サンドラー。音楽は、「N.Y.式ハッピー・セラピー」「50回目のファースト・キス」のテディ・カステルッチ。出演者は、アダム・サンドラー、 ジョーイ・ローレン・アダムス、ジョン・スチュワート。 ソニー・コウファックスは、ロー・スクールを出ているものの毎日を無為にダラダラと過ごし、恋人のバネッサからも愛想を尽かされている男である。ある日、ルームメイトのケヴィンが海外出張に行った後に、彼の子供だというジュリアンという男の子がやって来る。バネッサに良いところを見せて気持ちを取り戻したいと考えたソニーは、ジュリアンの父親になることにする。お気楽男と突然やって来た男の子の暮らしぶりを描いたハートフル・コメディである。
ビッグ・ダディの評価
ビッグ・ダディの感想
息子から父の顔になるときに
父親になるということ母親が亡くなり父親であるケヴィンの元へきたジュリアン。ちょうどケヴィンが中国へ出張へ行ってしまい、ソニーはバネッサに見直してもらいたくて福祉課を騙して仮の父親に成りすまします。最初は自分の都合のためにだけにジュリアンと一緒にいたソニー。バネッサとの関係が終わりジュリアンを返そうとしたときにはすでに情がうつってしまったことがわかります。でもお世辞にも彼の子育てはめちゃめちゃで(笑)子供は楽しいかもしれませんが、躾のなってないことを学校で指摘されるまでわかっていませんでした。でも自覚してからの彼の教育法は素晴らしかったと思いますね。ジュリアンがどうしたら言うことを素直に聞くかちゃんとわかっているあたり、きちんと子供と向き合ってきた証拠だと私は思いました。仲間の存在ソニーがちゃんとジュリアンに向き合えたのは友人のおかげでもあると思います。ソニーがいないときには子守をしてくれ...この感想を読む