サイドボーンのあらすじ・作品解説
サイドボーンは、林崎 文博（はやしざき ふみひろ）の漫画作品で、月刊少年ジャンプ誌上にて1998年2月号より連載を開始、同年10月号で終了、単行本として全3巻を刊行している。 今作品は、勧善懲悪型の変身ヒーローストーリーとなっており、政府転覆を狙う組織に改造された あすなが、組織の総裁の娘・リンとともに、戦う姿を描いている。 総合格闘道場・蓮華堂は北海道十勝岳に本部を持ち、蓮華流武闘術伝承や武術の向上を目的とした団体である。だが、それは表向きの理由で、裏の顔は政府転覆を狙う秘密結社として活動している。 蓮華堂の支配者・黒鐘（くろがね）総裁には、娘・リンがおり、黒鐘の子どもとして育ててきたが、実は本当の両親から誘拐して育てた子どもである。ある時、リンは政府組織のエージェント・笛吹一哉から黒鐘総裁や組織、自分の出生の秘密を知ることになり、幼なじみのあすなとともに蓮華堂を脱出しようと計画する。組織を逃げようとする2人に対して蓮華堂は、蓮華流武闘術の創始者「十五神王」の力を備えた戦闘兵器・サイドロイドを送り込むのであった。
