海を感じる時の評価
海を感じる時の感想
人の心の難しさ
不器用なまでの真っ直ぐな愛好きで好きでどうしようもない人って一生に一度誰しもが出会う可能性があります。それが高校生という多感な時期ならなおさら好きな相手に執着し追いかけ続ける事もあるでしょう。この作品は最初から最後までエミコの重すぎる一途な気持ちが描かれています。主役の市川由衣扮するエミコは高校の先輩である池松壮亮(ヨウ)に恋をします。きっかけはヨウからのキスでした。しかしヨウはエミコに君が好きな訳じゃなくただキスがしたかったと告げるのです。ただ女性に興味がありキスをしただけのヨウと、前から気になっていたヨウからキスをされたエミコでは気持ちに大きなズレが生まれていきます。何度も何度もアタックし続けるエミコと何度も何度も断り続けるヨウ。一度ハマってしまうと他の事には目もくれず半ばストーカーのようにヨウにつきまとう姿を見ているとなんだか切ない気持ちに。学業はそっちのけで友達も作らず残された...この感想を読む
あなたは私を好きになる。
『海を感じる時』恵美子が洋を好きになったように、私も、好きになった人がいた。肉体を求められても、拒まない。だって嫌じゃないから。私も、あなたを、求めているの。欲しいんだ。だけど、「海を感じる時」その時は、もう、あなたを求めない。きっと、あなたは私を好きになる。少ない言葉を交わす洋と恵美子洋「初めてだったんだ」恵美子「高野さん、私ね、前から好きだったんです。」洋「僕はねえ、女の人の体に興味があったんだ。君じゃなくてもよかったんだ。」洋「もう出よ。遅いよ。」恵美子「正直なのね。」洋「苦しいだけさ。」洋が言う、「苦しいだけさ。」と。洋「俺はよくても君はだめになっちまうよ。」恵美子「でも、あなたが私に求めるのって、体しかないんでしょ。それ以外はなんの興味もないし、好きな女の子のタイプじゃないって。」洋「だから、こんなこと続けるとますます気持ちが離れていっちゃうんだよ。でも、いつも求めるのあなた...この感想を読む