いぬまるだしっのあらすじ・作品解説
いぬまるだしっは週刊少年ジャンプにて2008年から2012年に連載されていた幼稚園を舞台にしたギャグ漫画である。作者は大石浩二であり、単行本が全11巻発行されている。 またたび幼稚園に通う主人公のいぬまるくんは、常に下半身に何も身に着けないというスタイルを貫いている一風変わった園児であり、あまのじゃくな発言や、大人びた発言、下ネタやギャグなど飛ばして周囲を困らせることが度々ある。担任の先生の山田たまこはそんないぬまるくんに翻弄されながらも、個性豊かな園児たちに愛情を注ぎながら、日々保育士として奮闘する。 いぬまるくんのきまぐれな優しさに惚れる現実主義なすずめちゃんや、ガタイの大きい風貌といじめっこ気質がありながらもチキンハートのふとしくんなどのキャラクターや、園長先生、他の幼稚園、俳優である父の影響で、芸能界へ進出する様々な展開をコミカルに描いている。同作品はVOMICにてヴォイスコミックとして配信されている。
いぬまるだしっの評価
いぬまるだしっの感想
下品な作品に見えて...
パクりかと思いきや某人気おしりを出すキャラクターのパクりで『ならこっちは全部出してやる!』のような勢いだけのマンガかと思いましたが、下ネタに走るだけでなく他の濃いキャラクター達で笑わせてくれます。関係ないただのモブと思ってたキャラクターが後半のストーリーでは意外と変な人だったり、ボケしかやらない主人公かと思いきや、シリアスな話もあったりとテンポよく読むことができます。濃いキャラクター達最初ツッコミ兼ヒロイン?担当のたまこ先生がだんだんリアルな自堕落、年相応の干物女だったり、同僚の先生は幼稚園の先生ならではの出会いがないから合コンや出会い系にハマってる等現実にもあるあるが満載です。頭の良い事を自慢してくる友達や、ファッションにこだわるおしゃまな友達等幼稚園内でもまともな人がほぼ出て来ません。幼稚園の園長が厳しそうに見えて一番はっちゃけてるので、そういう一風変わった子供を受け入れてるのかな...この感想を読む