時をかける少女の評価
時をかける少女についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
時をかける少女の感想
絶対に会えないし思い出せもしない
和子と深町がいてこそこの物語はこれ1つでも楽しめる作品だが、やはり他の3作品をしっかり観て置いた後に、これを観たほうが深まるはずだ。舞台は、2010年、和子とその娘のあかりは、ごく普通の母子家庭。和子は大学で薬学者を務めており、あかりは大学進学を目指して受験シーズンだった。和子の古くからの知り合いである朝倉さんが、深町家の屋根裏部屋からラベンダーの花と写真が入った封筒を見つける。中学生の和子と知らない少年が映っている写真…そこで記憶がよみがえって、和子は1972年4月6日に行かなければならない約束を思い出すのだ。これは完全にあの時のせつなさが回収されるフラグ…!やはり和子&深町エピソードの作品を観たほうがいいなーと思えた。深町に会いたいという記憶を忘れていても、和子は自然と薬学者を志し、過去にタイムリープできる薬を開発していた。それをいつ使うのかも思い出せないのに、彼女は…その想いだけで勉強し...この感想を読む