時をかける少女のあらすじ・作品解説
「時をかける少女」は1983年公開の角川映画作品である。監督は大林宣彦、角川オーディションで特別賞を受賞し、この映画のヒロインとなった原田知世の初主演作品となり、第7回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。主題歌も原田知世のデビュー作である。 原作は筒井康隆の同名SF小説。同時上映は薬師丸ひろ子主演「探偵物語」。 映画の舞台は瀬戸内海の尾道撮影され、尾道三部作と言われる大林監督の2作目に数えられる作品である。 あらすじは、高校の同級生和子と一夫、吾朗の3人が放課後の理科室で掃除をしていた時、和子にラベンダーの香りとともに不思議な体験が起こる。その後も時間と場所をめぐる不思議な出来事が繰り返され、和子は時を超える能力を身につけていることがわかる。その秘密の鍵をにぎる一夫と、未来への行方、和子のせつない恋を描いた作品。 その後、同名リメイク版も複数製作され、2006年にはアニメ映画化され公開された。
時をかける少女の評価
時をかける少女の感想
絶対に会えないし思い出せもしない
和子と深町がいてこそこの物語はこれ1つでも楽しめる作品だが、やはり他の3作品をしっかり観て置いた後に、これを観たほうが深まるはずだ。舞台は、2010年、和子とその娘のあかりは、ごく普通の母子家庭。和子は大学で薬学者を務めており、あかりは大学進学を目指して受験シーズンだった。和子の古くからの知り合いである朝倉さんが、深町家の屋根裏部屋からラベンダーの花と写真が入った封筒を見つける。中学生の和子と知らない少年が映っている写真…そこで記憶がよみがえって、和子は1972年4月6日に行かなければならない約束を思い出すのだ。これは完全にあの時のせつなさが回収されるフラグ…!やはり和子&深町エピソードの作品を観たほうがいいなーと思えた。深町に会いたいという記憶を忘れていても、和子は自然と薬学者を志し、過去にタイムリープできる薬を開発していた。それをいつ使うのかも思い出せないのに、彼女は…その想いだけで勉強し...この感想を読む
原田知世さん可愛すぎます!
幼少期から何十回も見ている作品です☆ 始めて拝見したのは、小学生の頃。とにかく原田知世さんの可愛さと、ごろうちゃんと和子の歌う“桃栗三年柿八年”の歌が大好きでした!そして深町くんが未来から来たという設定も当時は結構衝撃を受けましたー。何で私の行く中学には弓道部がないんだー!とまで思ってました笑。好きになった男性が、実は叶わない恋の人。そう解ってしまっても、『絶対あなたをみつけるわ』という和子の最後の理科室のシーンには、感動ものでした☆ ただ、顔に塗られたドロ?!みたいな茶色いやつ。。いったいなんだろうあれ。 未だにちょっと疑問です。。エンディングソングでのオフカット風の撮影の仕方もとっても大好き♪ 何年たっても色あせない、素敵な作品です☆