ピースメーカーのあらすじ・作品解説
ピースメーカーは1997年に公開されたジョージ・クルーニーとニコール・キッドマン主演のミステリー&サスペンス映画およびハイテク・サスペンスアクション映画である。 人気海外ドラマ「ER 緊急救命室」の女性監督であるミミ・レダーはこの作品で映画監督デビューを果たし、KINENOTEでの平均評点は約64.7点となっている。 この作品はロシアで解体されるはずだった10発の核爆弾が何者かに盗まれてしまい(1発は爆発してしまう)、アメリカは対処のために原子力科学者のケリーとアメリカ軍人で国際テロの専門であるデヴォー大佐の2人が調査に乗り出すと「44E」という謎のメモとともにデューサンという外交官が関わっていることを突き止め、核爆弾の回収とデューサンの真の目的を追究していくという内容になっている。 映画の中でクルーニーがキッドマンを助手席(1996年当時のベンツSクラス)に乗せ敵との派手なカーアクションは作中での見せ場とも言われている。
ピースメーカーの評価
ピースメーカーの感想
地味な印象の映画ですが
ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマン。今となってはハリウッド俳優として確固たる地位のお二人ですが、この作品のころは、まだそこまでではなかったと記憶しています。テロ組織に核爆弾を複数個盗まれ、1個は爆発。そのうちの1個はNYに運び込まれようとしており、デヴォー大佐とケリー博士が、爆発阻止を試みます。金儲けを企んで加担するグループと、故郷を壊された復讐を目的とする外交官。それぞれの思惑が絡み合い、事態は進みます。絶対悪はコレ!と言い切れない複雑な背景があるなかで、爆弾を追いながらのアクション。単なるアクション映画でなく難しい映画ですが、公開当初に観て、今でも印象に残っている映画の一つです。