メン・イン・ブラックのあらすじ・作品解説
メン・イン・ブラックとは、1997年にコロムビア映画より公開された作品である。主演はウィル・スミスとトミーリー・ジョーンズ、監督はバリー・ソネンフェルド、製作総指揮にスティーブン・スピルバーグが参加している。規定に基づき地球に来訪した宇宙人を監視する組織、通称MIBの活躍を描いたSF映画である。NY市警のジェームズは逃走中の犯人を追跡中に宇宙人であることを知る。犯人は自殺し遺体安置所に運ばれる、そこへ突然サングラスに黒服を纏った男が現れ検視官の記憶を消してしまう。戸惑うジェームズに、黒服の男「K」は自身の所属するMIBへのスカウトを行う。様々な試験を経て無事エージェントになれたジェームズはエージェント「J」と名乗り、Kと共に地球に不正に侵入した宇宙船と宇宙人の捜査を行う。同作はシリーズ化され続編が2002年、2013年と公開している。 また、同作は、アニメ化され日本では2009年2月から放送された。
メン・イン・ブラックの評価
メン・イン・ブラックの感想
人間世界に普通に溶け込んでいる宇宙人たち
宇宙人はすでに地球で生活している?いろいろな星の宇宙人たちが難民という形で地球に移住している。知らないのは一般庶民だけで各国のトップたちにとってはもはや常識となっている。これは果たしてフィクションの世界だけの話でしょうか?宇宙人に関する陰謀説がまことしやかに流れている現代では、もしかしたら一部は本当の話なのかもしれないと思ってしまっても不思議ではないでしょう。しかしそう本当に信じているのはごく一部のUFO・宇宙人マニアぐらいで、たいていの人は絶対にウソとは言い切れないまでも、本当だとも言い切れないというのが本音ではないでしょうか?ウィル・スミス演じるジェームズ・エドワーズも、そんな人々の一人だったといえるでしょう。宇宙人を実際に目にしたとしても、自分の目を一瞬信じることができなかったほどです。しかしこれが普通の反応ではないでしょうか?「実際に見たことがないものは信じられない」と言っている人...この感想を読む
気軽なSFコメディアクション
気軽に楽しめるコメディ映画として優秀。ジャンルでいうとSFアクションだが、全体的にコメディ要素が強いので怖い印象は全くない。少し気持ち悪い宇宙人が出てくることもあるけれど、本当に少しだしリアリティはない。その反面、これが宇宙人?と思ってしまうようなかわいい姿の場合もある。そしてコメディの気軽さもアメリカ映画によくあるラフなものだし、ウィル・スミスが演じていることで面白さも倍増されている。私にとってトミー・リー・ジョーンズはこの映画の印象が強いけれど今は缶コーヒーのCMの印象の方が強いのだろうか。公開当時の映画のCMも個性的でよかった。一度劇場で見た人に向けてペンを見せて記憶を消し、もう一度見に来てください、という内容だ。そんな遊び心も好きになるポイントだ。
黒衣の男達
メン・イン・ブラックという、アメリカでUFOや宇宙人関係の逸話には必ずついてまわる都市伝説を、パラディタッチで映画化した娯楽作品。設定自体はものすごいB級臭のする作品ですが、トミーリージョーンズやウィルスミスといった豪華俳優陣に加え、そのSFX技術にも目を見張るものがあります。また、コメディとは言っても、随所に見所のあるアクションシーンが盛り込まれているのも今作の魅力の一つですね。いや随所というのは言い過ぎか。メン・イン・ブラックの組織に入るためには、実生活での存在を完全に消さなければならない、という設定のわりに、いろいろ仕事が杜撰でいい加減だったりするのはお約束なのでしょうか。情報屋の犬くんがかわいいです。
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