魅せられてのあらすじ・作品解説
魅せられては、1996年に公開されたイギリス・フランス・イタリア映画である。監督は、「ラストタンゴ・イン・パリ」「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」のベルナルド・ベルトルッチ。脚本は、「いつか眠りにつく前に」のスーザン・マイノット。音楽は、「ロッキー・ホラー・ショー」「コーンウォールの森へ」のリチャード・ハートレイ。出演者は、リヴ・タイラー、シニード・キューザック、ジェレミー・アイアンズ、ジャン・マレー。 NYに住むルーシー・ハーモンは、自殺した詩人の母親が残した詩を読んだことから、母親の知人を訪ねるためにトスカーナへ向かう。そこで彫刻家であるイアンのモデルをしながら、本当の父親について調べるという目的もあった。イアンの娘ミランダや病気をしている作家アレックス、初恋相手のニコロとその弟オスヴァルド達と出会いながら、イタリアの陽光の中で女性としても目覚めていく日々を描いた青春映画である。
