屋根の上のバイオリン弾きのあらすじ/作品解説

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屋根の上のバイオリン弾きのあらすじ・作品解説

屋根の上のバイオリン弾き(原題:Fiddler on the Roof)は1971年にアメリカで公開されたミュージカル映画であり、ショーレム・アレイヘムの短編小説及び同名ミュージカルを映画化した作品である。 1971年度第41回アカデミー賞では撮影賞含む3部門が受賞、作品賞含む5部門がノミネートされ、さらには1971年度ゴールデングロープ賞でもミュージカル・コメディ部門で作品賞と舞台版でも主演を演じていたイスラエル出身のトポルが映画版でも主役を演じて主演男優賞を受賞している。 監督・製作は「夜の大捜査線」のノーマン・ジェイソン。 KINENOTEでもミュージカル映画としての平均評点が74点と高い評価が得られている。 この作品はウクライナ地方の小さな村で牛乳屋を営んでいるテヴィエと頭が上がらない妻と5人の美しい娘達と貧しいながらも平凡かつ幸せな日々を送っていたが、娘達それぞれの恋愛(駆け落ち等)とユダヤ人を追放する"ポグロム"によって村から追放されていってしまうという内容になっている。

屋根の上のバイオリン弾きの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.004.00
キャスト
4.004.00
音楽
4.504.50
演出
4.004.00

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屋根の上のバイオリン弾きの感想

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人間としての喜怒哀楽を通して、人間が生きる真摯な姿へのあたたかな賛美と寛容を描く傑作ミュージカル 「屋根の上のバイオリン弾き」

ブロードウェイ・ミュージカルの大ヒット作として有名なこの「屋根の上のバイオリン弾き」。原作は、ショロム・アレイカムの小説「テヴィエの娘たち」で、まずブロードウェイ・ミュージカルとして登場し、1964年の初演時に観客動員記録更新の大ヒットになっただけでなく、演劇界で最も権威のあるトニー賞の主要部門を独占するという快挙を果たし、1960年代のミュージカルを代表する作品になったのです。そして、この傑作ミュージカルは全世界の舞台で上演され、日本の舞台でもテヴィエ役を森繁久彌、上條恒彦、西田敏行、市村正親などが演じ、ロングラン上演されていることでも有名です。そして、「夜の大捜査線」「ジーザス・クライスト・スーパースター」の名匠ノーマン・ジュイソン監督が映画化したこの作品は、主役のテヴィエ役にロンドンの舞台で同じ役を演じたイスラエルの俳優トポルが抜擢され、味わい深い名演を披露しています。1905年前後のロシア...この感想を読む

4.04.0
  • dreamerdreamer
  • 209view
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