真夜中のカーボーイのあらすじ・作品解説
『真夜中のカーボーイ』は1969年に公開されたアメリカの映画である。ジェームズ・レオ・ハーリヒーの同名小説を原作としており、ジョン・シュレシンジャーが監督を務めた。第42回アカデミー賞をはじめ、様々な賞を受賞しており非常に高い評価を受けている。 ジョー・バックは自分の肉体と美貌を武器に富と名声を手に入れようと、カウボーイ姿でテキサスからニューヨークに出て来たがなかなかうまくはいかなかった。そんなとき彼は足の不自由なペテン師ラッツオと出会う。ラッツオに金を騙しとられたジョーは彼を問い詰めるが、すでに金はなかった。せめてもの罪滅ぼしとしてラッツオはジョーの仕事のマネージャーを務めることになる。次第に友情を深め合い、必死に泥沼をはい上がろうと2人は力を合わせる、しかしそのときすでにラッツオの身体は病魔に侵されているのだった、、、というようなストーリーになっている。 ラッツオを演じたダスティン・ホフマンの演技が称賛されており、受賞こそ逃したが、第42回アカデミー賞、主演男優賞にノミネートされた。
真夜中のカーボーイの評価
真夜中のカーボーイの感想
俺はモテるぜ、悲しい勘違い
カウボーイは男・男らしい男を女は好きだ・女はカウボーイが好きだと言う論理で自分はモテモテでニューヨークに行けば、女が寄ってきて俺はもう大変と言う凄い夢い有るべき姿を信じてる男が、じつはそんなことは無いと気が付かないのは、何処かが可笑しい。この映画を好きな人は多いが、どこが好きと聞くと皆語るところが違う。万華鏡のように見る人に寄って見せる物が違うらしい。ダスティン・ホフマンは足が悪い役で、頭と知恵で何とかその日暮らし。この二人はニューヨークで助け合い生活をする。ごてごてと全てを語らずに見る物に選択させてくれる映画だから、自分が歳をとったら見え方が違うように成る。同じ物を見ても違う味わいを出してくれる、数少ない作品の一つ。
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